解説:不動産ローンと財産分与
離婚する際にローンの残った不動産がある場合、
・売ってその代金からローンを支払う方法
・離婚後も夫婦共有名義にする方法
・どっちかが取得してローンもその人のみが払う方法
があります。
2番目は後で揉めるので止めて下さい。
3番目は、相手が住宅を単独で取得したのにローンを払わないとやっかいな場合があります。
あなたが、ローンの名義人、保証人、連帯債務者などだったとき、住宅ローン業者(銀行とか)から、あなたがローンから外れることの同意をもらってれば、あなたに振りかかってきません。
しかしそうでないと、元夫婦間の内部的にはあなたはローンを負わないはずでも、銀行はあなたに請求してくるのです。
そうすると分かり易さからは1番がよいでしょう。(もっとも、これはどうしても不動産を人に売りたくない時はあてはまりません)
そもそもこの話は、どちらがローンを負っているのか、連帯して負っているのか等にもよりますので、個別に説明しないと難しいところです。