解説:共有財産と配分比率について

夫婦が、共同生活を営むことによって形成した財産(共有財産)についてのあなたの貢献度によります。

それゆえ、具体的な事情に異なることになりますが、通常、専業主婦であれば共有財産の形成に5割の貢献があったとされます
共稼ぎや、相手方の仕事に協力(家業)の手伝いをしていた場合にも、原則として5割の貢献とされますが、特別な事情があれば、これに応じて、5割を増減するものとされています。

例えば、あなたが共稼ぎで働いていたうえ、家事もほとんど一人で行っていたような場合には、相手方よりあなたの貢献度のほうが大きいとして6割の貢献度が認められることもあり得ます。