最近、せっかく過払い金を裁判で勝ち取っても、実際には過払い金を払ってこない業者が出始めました。
はっきりいえば、三和ファイナンス、ネットカード（旧　GMO又は旧オリエント信販）等です。

大手のサラ金や 大手信販会社等は、 裁判しなくても、過払いを返してくれます。
仮に過払い請求の裁判する事になっても、和解をすれば過払いを払うし 最悪過払い請求裁判中に和解できずに判決になっても過払いを払う のです。

（※大手のサラ金の例としては、武富士、アコム、プロミス,GE（レイク),CFJ（アイク、ディック）、三洋信販など、大手信販会社の例としては、セゾン、丸井、オリコ、OMC、ニコス（日本信販）など）


これに対し、三和ファイナンスや、ネットカードは、裁判しなければ、まず過払い金を払わないし 、 仮に、過払い裁判をしても、まともな和解を出来ず、 過払い金を殆ど払ってくれません。

さらに過払い請求裁判により「払いなさい」という判決が出ても、それでも払わないこともあります。

かなり最悪です。

そういう場合、私たちは、差し押さえということをやるのです。

差し押さえとは、簡単に言うと、相手の業者の 預金口座、事務所内部の現金 事務所の備品 をおさえることを指します。

預金口座は、は空の時はダメですし、他の過払い請求の弁護士さんと競合した時には、満額回収できません。
事務所内部の現金もたかが知れてるし、備品も価値が無ければおさえられない ルールになっており、 大変往生します。

そんな事から、 日々、相手次第では、苦戦している状況です。

前回のアエルといい、今回の三和、ネットカードといい、過払いぐらいは返して欲しいものですね。