離婚100問100答にあたっての注意書き

最近相談依頼が増加している離婚について、一問一答を作成してみました。
離婚を意識した時、内縁、婚約時など真剣な男女関係に悩んだ時是非参考にして欲しいのですが、必ず以下の注意書きを同時に読んで下さいね。


1.わかりやすさ優先で簡略化しています。うのみにしない。

まず、この問答集は、分かりやすさを優先して書いています。

かなり話を簡略化していますので、あくまで参考にとどめ、うのみにせず、 リアルに離婚等が差し迫ったら、実際の法律相談を受けてください。
(別に、どこの法律事務所でもいいですから)


2.本当に離婚すべきか、よーく考える

そして、何よりも大事なのは、離婚等を考えた時、本当にそうすべきかよーく考えることです。
巷では、「3分に1人離婚する」だの、「年金分割で今後熟年離婚が激増」とか、
「離婚大国アメリカでは」なんて物知り顔で言う人がいます。 しかし、人は人、よその国はよその国、全く影響を受ける必要はありません。
そもそも夫婦なんてもとは赤の他人、100%お互いに満足するなんてありえません。 新婚生活を過ぎれば、せいぜい70%納得できれば上出来でしょう。
なのに、一時の不満ですぐに離婚を決断するのは、もったいない。


3.結婚はみんなに助けられるもの

あなたが結婚した時、他に喜んでくれた人はいませんでしたか。 親、親戚、友人、先輩後輩、上司部下・・・。沢山いましたよね。 離婚したら、それらの人は残念がりませんか。
現代の日本では、なんでも自分がよければいいというアメリカ風の個人主義が我が物顔で歩いていますが、私は違うと思っています。
「結婚は、2人のもの」
これは間違いではありませんが、こういう人は何か忘れ物をしています。
「結婚は2人を中心とし、みんなに助けられるもの」
これが正解でしょう。
あなた方二人という主人公以外に、脇役は大勢いてこその結婚生活なはずです。どうか多くの人の顔を思い浮かべて、本当に離婚すべきか、もう一度考えてください。


4.その上で、我慢できない方、そもそも迷う状況ではない方はご相談を。

その上で、どうしても我慢できない方、
それから、そもそもそういう迷うような状況でない方
(たとえば、相手が暴力をふるう、全く生活費を入れない、不倫して子供を作っちゃった、相手が犯罪者だった・・等等)

そういう時は離婚して第2の人生をやりましょう。その際は、お手伝いいたします。